カテゴリー別アーカイブ: その他

タコさんが亡くなりました。

最近以前ほどではありませんが、沖縄情報IMAは数年前まで今の倍以上アクセス数もあって、定期的に遊びに来て下さる方々も多々おいでになりました。

私は不甲斐ない管理人なので生業に追われてなかなか参加できない状況でしたが、自然発生的にオフ会も定期的に開かれるようになり、たまに折り合いのつくときには参加させていただくこともありました。
そんななか、波の上ビーチで開かれたオフ会で、初めてタコさんにお会いしました。とても元気の良い大阪のおばさん(お姉さん?)で、沖縄が好きで移住されていて、そのうち関西のイカ焼きのお店セテールを開店されて、私も立ち寄らせていただいたりしていました。
といっても頻繁に行くことも叶わず、年月が経つうちに、人伝えにタコさん体調悪くて・・・という話が届きました。相変わらず時間が取れにくい生業のため、お見舞いにも行けなくて時間が過ぎましたが、症状が良くなく大阪にお帰りになったと言うことで、気にしてはいたのですが、余計にいくことが難しくなり…最近ちえりんさん、kaottiさん他何人かの方に、「タコさん、無くなったって・・・」という連絡をいただきました。
お知らせいただけましたこと、感謝いたします。

相変わらずバタバタした日常なので御霊前にうかがうことはできませんが、沖縄より心からお冥福をおお祈りさせていただきます。

合掌

先週宮古島に行きました。

宮古島で東松照明写真展を見てきました。 

宮古島に行きました。
これでもかなりの期間写真を生業としていたので、どうしても宮古島市総合博物館で開催されている故東松照明氏の写真展を見たかったことと、伊良部大橋ができてからまだ行っていなかった場所も多いので、そのあたりの取材も兼ねてということです。

まず写真展から。
東松照明氏の写真は、ひと目見て素晴らしいプリントだと思えるものでもないし、スタイリッシュなものでもありません。
そのかわり何枚もの展示された組写真すべてで人の心をえぐるような力を持っているんです。思想家といってもいいくらい洞察が鋭く、戦後の日本の、そして沖縄の状況を切り取って見せてくれています。
今回の写真展「沖縄・宮古1972~1983」も、なかなかのものでした。

最後の文章が書かれたパネルに、{太陽の鉛筆」という写真集に書かれた文を軸とした文章が載っていました。
彼はパスポートのような日本政府発行の身分証明書を携帯して1972年4月、沖縄に移住します。{宮古島にくる以前、ぼくは八重山の離島をめぐっていた。島のいたるところでよく耳にした言葉がある、「ひもじくないか」。…島の人びとは、「きょうはよい天気ですね」といった挨拶用語の軽さで、「ひもじくないか」を連発する。この言葉に長い年月にわたって徹底的に差別され収奪されてきた沖縄先島の苦痛の歴史を読み取ることもできる。
宮古島ではどうかというと、やはり島びとは「ひもじくないか」を連発する。が、宮古では、いっそう頻繁に使われる慣用句が他にある。それは、「さびしくないか」だ…}

戦争に巻き込まれた沖縄。大切な物、人を次々と失い、最後まで互いに気にかけていたこと…それが、「ひもじくないか?」と「さびしくないか?」ということだったようです。宮古では挨拶のように尋ねあう習慣があったからかもしれません。
(宮古島では、今でも知人に会うと”どこに行くんですか?””いつ帰るんですか?”など声を掛け合うことが多いそうです。)
彼はそんな愛すべき島の人達に、さびしさを思想化せよと語ったらしい。
そしてサブタイトルに、逝去8年後の今「46年前、子供だったあなたは今どうしていますか。」と問いかけていました。
その後改めてもう一巡り写真を鑑賞し、ややもするとウサギよりも「さみしさ」に弱そうな人間について考えさせられました。
—————エヴァ知ってる人用—————-
さみしさといえば、エヴァンゲリオンを思い出します。
人間は自分という独りで出来ているから、寂しさをなくすことはできない。
その寂しさが他者や自分を傷つける。
だったら、その心の欠けたところを埋めよう、というのがストーリーの中核をなす人類補完計画でしたね。
—————以上エヴァ知ってる人用—————-
寂しさは、使い切れないほどのお金があっても、友人に恵まれていても、簡単には消えてくれません。

あなたは「さみしくないか?」と尋ねられたときに、「さみしくなんかないよ。」と答えられるでしょうか。

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東松照明・宮古1972~1983

明けましておめでとうございます。


昨年中は本当にお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は色んな面で力不足を感じた年でしたが、今年は心機一転頑張ります。

今年はまだ初詣も行っていません。成田山別院は住職が変わってから参拝客に対して塩対応が目立ち、ということで首里周辺のお寺にも行ってみたのですが、どことなく商売っぽい空気が・・・(偏見かも)
波之上の護国寺は色んな活動もやっていて、行ってみようと思うけど何と言っても波之上宮の隣なのでお正月は混雑が・・・。
今週末にでも成田山の以前の住職のお住まいにでもうかがってみようかと考えています。

ところで昨日一月二日は朝焼けがとってもきれいだったので、写真載せました。日の出前の那覇です。
(不精してベランダからの撮影、しかもスマホですいません(._.))

今年もお世話になりました

あと一日で2016年も終わり。
今年もサイトでいろいろお世話になりました。
クリスマスのところにも書きましたが、何かと世界的な転換点になりそうな2017年。
心して頑張らねば。

年頭ではサイトの半分くらいはスマホ対応化にできると思っておりましたが、まだそこまで至っていません。
とりあえずトップページからのページと、観光を優先して作業を進めています。全体で1000ページ以上ありますので、まだかかりそうです。
デザインだけならさほど時間はかかりませんが、問題は写真も改めて大きめのサイズに変更するので結局は全体の見直しになっています。
サイト始めた当初はネットの通信速度などの環境が整っていなかったので、写真も軽く表示できるように小型にしていました。
ということで、作業遅れの言い訳はこのくらいにして、来年もよろしくお願いいたします。

メリークリスマス?

しばらく更新できずにすいませんでした。
でも遅れがちながら、スマホ対応化の作業は進んでいます。
観光地の案内は写真とかも見直しながら、半分は終わったかな?

昨日は午後から急激に気温が下がって、明日はダウンジャケットか、なんて思っていたら。
朝起きたらすっかり沖縄らしい気温に逆戻り。

ところで今年もあっという間に今年もクリスマス。
メリークリスマス!クリスマスおめでとう!
でも、沖縄の街やショッピングセンターでは今一つ盛り上がりに欠けているような…
スーパーでも数日前からお正月のディスプレイに。
きっと数字だけでなく実際の景気は結構下向きが続いているのかもしれませんね。
バブル全盛期から考えたら寂しいとしか言いようがありませんが、でも、そういえば自分はクリスチャンではないし。
正月の飾りつけなどは各お店で頑張っているようなんで、お正月は例年とおりなのかな。

一週間くらい前に恐怖のギックリ腰3回目。で、現在は何とか治っていますが、普通に歩けることのありがたさを痛感した日々でした。あと一週間位で今年も終わり。久しぶりに初詣にも行ってみようかな。
成田山別院は住職が変わったんで、前の住職が庵を結ばれているところに伺おうと予定しています。

色々とりとめもなくってごめんなさい(._.)

久しぶりに休みを取って温泉に

沖縄の話でなくてすいません。とまずお詫びから。
本業がここの所多忙で休みが取れずに、遠場の取材に行くのもままなら無い状態でした。
でも、やっと二、三日なら休めそうな隙間を作れそうなので、今まで行きたかった離島でも取材がてら遊びに行こうかと思ったのですが、そういえばかみさんの親戚が亡くなってから、お線香もあげていないなーと言う話になり、急遽九州に行く先変更。
サイト取材は後回しになっちゃいました。すいません。

で、なぜ個人的な旅行をブログに載せたかというと、2日目に泊まった温泉が私史上最高の泉質で、その上宿もなかなか上等。せっかくだから皆さんにお知らせしたくなった次第です。
紫尾庵風呂
場所は鹿児島県の紫尾山山腹にある紫尾温泉。
鹿児島空港からは小1時間かかる場所ですが、山の中の神社に隣接した3軒の旅館しかないような場所。
利用したのはその一軒である”しび荘”さんが最近つくった独立したコテージ風の、6部屋だけの”紫尾庵”。
まだ新しさの感じられるフロントに入ると、丁寧な受付のあと利用する部屋に案内されました。
ちなみにここの接客スタッフは若めの女性ばかりで、柔らかい物腰と節度あるフレンドリーさで好感が持てました。
部屋はかなり広めで余裕のある造り。一部屋に一つ温泉かけ流しの専用風呂がついています。部屋によって露天だったり室内だったりしますが、お天気が不安だったので室内をチョイス。

部屋の広いガラス戸から庭に出られ、その先に細い川が流れていて、その向こうは竹林。
沖縄には無い感じの自然がいっぱい。
一服してお風呂に入ると透明な湯ながらとても暖まり、肌も一気にすべすべ。今まで愛媛にある権現温泉が最高だと思っていましたが、それ以上に快適です。
紫尾庵 庭
食事はフロントのある建物に各部屋用の個室があって、案内してくれた女性がタイミングよく一品づつ運んでくれます。地元で採れた野菜などを中心に関西系和食の料理人さんが作ったと思われるメニューで、品の良い食器にきれいに盛り付けられていて満足いくもの。
スタッフの女性が話してくれた所によると、このあたりは夜になると野生のウサギやタヌキ、イノシシなどが庭先まで来ることもあるらしく、彼女が10時過ぎに帰宅するときには、必ず鹿を見かける場所があるそうです。
そんな山の中ですから、夜になったら温泉街を歩いて見るなんていう楽しみはありませんが、自然の中でゆったりと温泉を楽しみたいと言うときには最高かと。
私は帰ってくるなり、次はいつ行こうかとスケジュールの合間を探している次第です。
5月には庭先の川の近くでホタルの乱舞を見ることもできるそうで、できたらその頃に行きたいけど…二学期制の学校があるんで、無理かもなー…。

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サイト少しだけ模様替え

なかなか他のページとかぶる部分もあり出来上がるまで時間がかかってしまいましたが、やっと東御廻りのページが出来上がりましたので、アップさせていただきました。
お暇なときにでもご一覧ください。
同時にリンクをバナー使いましたので、トップページも少しだけ模様替え。
次の作業は再度各ページの見直しと、トップページのデザインを替えていこうかと思っています。
このサイト、始めてから十数年経過して来ているので、常にデーターなどのリフレッシュもしないとね。

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最近気になる沖縄コマーシャル等

沖縄に移住してきたとき、ミルクムナリという一箇所以外は全て同じ音階のいかにも沖縄と言う曲を使ったTVCMをみてセンスのよさにちょっとびっくりしたことがありました。
でも、それ以来いかにもなローカルコマーシャルばっかりで、余り気にもしていませんでしたが、最近良く流れる琉銀カードのコマーシャルの出来にびっくり。
線画風のアニメが白バックでカチャーシー踊ってるだけなんですが、動きがいかにも人間的。おまけに顔や身体つきがどこかで見たような…これって〇〇ちゃんがモデルじゃない?的近親感があって…どうやって作ったのか。
高価なモーションキャプチャーを県の何とかセンターで大分前に購入したと言う話も聞いたことがあるので、その効果がでたのかと思ったら、メイキングではなんと手書きっぽく一枚づつ書き起こしていたみたいで

https://www.youtube.com/watch?v=wFsd2x1D04c>

で、もう一つテレビで最近気に入ってるのが沖縄のホームソングの今月の歌、上江洲十字路。
ご存知で無い方も多いと思いますが、なゆた、という女性歌手が歌っているかわいいノスタルジックな歌。
歌詞に声がとってもマッチしていて、気に入っています。
と言うことで、来沖されたら、一度みてみてくださいね。

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